2006年05月20日

夢先案内人

7cf08999.jpg今日の1枚。

ダイヤオ / 夢・物語 (1995) 中国

なんなんだ、最近のブログの、ワイン→女性ボーカルCDのループは(笑)

1972年北京生まれ。94年にホリプロがスカウトキャラバンの一環として中国全土を対象にオーディションを行い、40万人の中からグランプリに選ばれたのが彼女だ。94年に本国デビュー。本作は、デビューアルバムからセレクトされた北京語で歌われる7曲に、日本語の歌3曲を加えた日本デビュー盤だ。

なかなかの好盤だと思う。癖のない綺麗な歌声だと思いきや、ぐっと表現力を前面に出したり、なかなか実力のある声だ。メロディアスなものから、スローなもの、アップテンポポップスと、余裕の歌唱を見せる。とてもデビュー作とは思えない安定感は、凡百のアイドルデビューとは一線を隔する。また楽曲も素晴らしく、どれも良質のメロディをもった佳曲が並ぶ。モダンなアプローチのアレンジの一方で、胡弓の響きなど中国を感じさせるエキゾチックなアレンジがあって期待を裏切らない。5は、もしかして烏龍茶のCMで使われてたかな?

と、持ち上げたところで苦言。
1,7、9が、日本人が手がけて日本語で歌われているんだけど、これが北京語サイドと比べると完成度の差が歴然だ。当然のようにたどたどしい日本語の発音が気になってしまうし、感情がぜんぜんこもらずに、「歌わされている」といった感が強い。いくら日本のプロダクションからのデビューだといっても、ネイティブでない言語で歌わせるというのは、アーティストのアイデンティティを蔑ろにするものだし、中途半端な言語で歌われても日本人リスナーの共感を得ることは少ない。むしろ反感を買うくらいではないだろうか。せっかくいい素材なのに日本での売り出し方を間違えている気がしてならない。惜しい。
posted by ひろりん at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーロッパ以外のロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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