2006年03月17日

さあ父さん、乗ってくれ

今日の1枚。

DONALD FAGEN / KAMAKIRIAD (1993/2003) DVD-AUDIO

ひきつづきフェイゲンのDVD−AUDIOを聴いていこう。楽しくなってきたぞ。
これはCDでリアルタイムで聞いた1枚。これまた何度聞いたかわからないほどにお気に入りの1枚。(というわりにこの人たちの音楽はうまく語れないが)

前作から11年ぶりに発表された本作。架空のエコカー「カマキリァド」に乗って、近未来を旅をするというコンセプトだ。
プロデュースはウォルター・ベッカー。前作で感じられなかった鋭い感性と演奏の緊張感は、やはりベッカーの功績だろう。有名なセッションミュージシャンは使ってないようだが、緻密な音作りもダンそのままだ。スティーリーダンの作品といっても差し支えないと思う。
ここでも詳しい説明はやめて(爆)、5.1チャンネルの音を聴いていこう。

2チャンネル、マルチチャンネルともに、96kHz/24-bitで収録されている。

1 TRANS-ISLAND SKYWAY

イントロがフロントから。指をはじく音がぐるぐる廻る。本作でもホーンセクションはリアに配置されているようだ。
溜息の出るような音のよさだ。音のひとつひとつの表情がわかるというか、いろんな発見がある。
CDではちょっと感じた音圧の軽さも、あまり感じない。
終盤のコーラスは、リアのボリュームが大きい。

物語のはじめを予感させるワクワク感でいっぱいだ。

2 COUNTER MOON

イントロのホーンアレンジがいきなりリアでびっくり。
そしてボーカルが入って前方に意識がいくが、サビでが再びコーラスやホーンのリアが存在感を増し、スピーカー全部を使って盛り上がる。
さかさまの月の光線が、聞き手にふりそそぐ感じだ。
テナーサックスの響きが雰囲気を出す。

3 SPRING TIME

じっとりしたイントロから小気味よい展開に。
細かい楽器が、前後左右に現れては消えながら、集団で走り抜けていく。
ベースラインもいかしてる。
横ノリ。肩でリズムを取ってしまう。
スプリングタイムでパーティの始まりだ。

4 SNOWBOUND

ああ、この曲、こんなにベースに色気があったっけなあ。
サブウーハーを上品に揺るがすベースラインに聞きほれる。
雪に囲まれて眠ろう。
体はすこし寒いが、心は満たされていたあの頃。
雪を連想させるパーカッションと温かなホーンセクション。ギターソロも派手さは無いが優しいものだ。

5 TOMORROW'S GIRLS

最初は前方中心。そしてサビでコーラスがリアからぶわっと入ってくる。
そして次第にホーンセクションもリアに加わり、にぎやかになっていく。
中間部のフェイゲンの声を中心としたしっとりとした場面展開もいい。

6 FLORIDA ROOM

緊張感のあるイントロから一転、温かなイメージに。鍵となっているのはサックスの響き。これがいい表情だ。
いつもの部屋がフロリダルームに早変わり。
途中からリアのホーンセクションも、俄然存在感をマス。

7 ON THE DUNES

ジャジーな演奏。イントロであらゆるスピーカーが雄弁に語りだすのに唖然。そしてボーカルを中心とした前方で聞こえるしっとりとした演奏。リアも細かい楽器の出し入れがあって、音空間に広がりをもたせている。
終盤のリフレイン。品のあるピアノと、情熱的になっていくドラム。
砂丘の上の過酷な自然と、孤独な人間。

8 TEAHOUSE ON THE TRACKS

本作のダイジェストを見るようなマルチチャンネルの振り分けだ。
前方バンド、後方ホーン&コーラス。
トロンボーンのソロがいい表情。
フェードアウト。消え入る瞬間まで聞いていたい。
そして僕は仕事に戻る。

BONUS VIDEOS
1 TOMORROW'S GIRLS

これは2チャンネルか。
サングラスをかけたフェイゲンが渋かっこいい。
宇宙からきたトゥモローガールというわけだね。
CGや舞台が宇宙に飛んだり凝った作りだ。
映像中にでてくるおっさんは「ニュー・フロンティア」にも出ていた人と同じ俳優だ。

2 SNOWBOUND

サンダーバードみたいな近未来をパロディにしたような映像。
これまた凝っている。
雪降るサイバー都市。
この曲はこういうイメージなんだなあ。もっと自然的な絵を描いていたよ。

3 BEHIND THE SCENE

11分ほど。
アルバムについてフェイゲンが語っていると思われる。
英語がわからないけど、どうせわかりそうでわからないことを言ってるんだと思う。
サングラスをかけてしゃべっている時点で本心を隠しているのがうかがえてしまう(笑)
ベッカーも語っている。こいつも食えないオヤジだけど、映像を見るかぎりしっかりと語っているように思える。
PVの撮影風景なども含む。




こんな感想、誰の参考にもならんな( ̄m ̄〃)プ


posted by ひろりん at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | SACD / DVD-AUDIO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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