2005年02月05日

スパノダキス

今日の1枚。
ΣΤΑΜΑΤΗ ΣΠΑΝΟΥΔΑΚΗΣ / ΜΑΡΜΑΡΩΜΕΝΟΣ ΒΑΣΙΛΗΑΣ (1998) ギリシア

スタマティス・スパノダキス(スパヌダキス?)と読む。48年生まれ。インストを中心に多くの良質の作品を出しているアーティストらしい。ヴァンゲリスのようなイメージだろうか。本作は98年作で、○ーデンシェッドでは「大傑作」と評されている。
アレキサンダー大王をテーマにしたコンセプトアルバムらしい。壮麗なストリングスや、古代を思わせる重厚な女性コーラス、エキゾチックに哀愁の旋律を奏でる民族楽器、そして蝋燭の灯火のように揺れる愁いを湛えるメロディが絶妙のブレンドで絡み合っている。
とても美しい印象だが、「天上の至楽」といった趣ではなく、どこか人間の愚かさなどの影の部分までも表現しているようで、イージーな鑑賞に向いていながら奥深く、知らないうちに物思いに耽ってしまうような印象だ。穏やかの中にも、一本芯が通っていて安易な解釈を寄せ付けない雰囲気は、やはり名作特有のオーラを感じるところ。
ジャンル的には、ドラマチックなクラシック系になるのかな。個人的にはヴァンゲリスよりも深みとコクがあって好み。最近数ヶ月間、ずっと聞き続けている1枚。
posted by ひろりん at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ギリシアのロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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