2004年06月22日

禁じられた

さっき帰ってきたばかりなんで、日記サボるつもりだったんだけど、書いたな。自分。

今日の1枚
REO SPEEDWAGON / HIGH INFIDELITY (1980) アメリカ

邦題は「禁じられた夜」。原題ってこんなんだっけ。
デビュー以来10年間、地道な活動を続けていた中堅ロックバンドのいきなりの大ヒット作。全米NO1の「キープ・オン・ラビング・ユー」、5位の「テイク・イット・オン・ザ・ラン」、20位の「涙のレター」、24位の「ドント・レット・ヒム・ゴー」と4曲のシングルヒットを擁し、15週にわたってアルバムチャート1位にも輝いた。
これ以前の音は聴いたことはないんだけど、元々は泥臭いロックンロールをやっていたとのこと。しかし本作で聴かれるのは、デビッド・クローニン(苦労人)の甘い声質を生かしたハードポップ、そしてバラードだ。産業ロックに近いんだけど、出身がプログレではないので、中途半端に過去を引きずっているようなところがなく、ひたすらストレートに万人に受ける曲を追及したという感じだ。どの曲も、とくにシングルカットされた曲の密度が濃く、押し付けがましいほどに聞き手に迫ってくる。強引なんだけど、骨太のリズム隊はしっかりとしているし、ギターも無駄な動きがなく、ひたすら曲の構築に邁進しているので、文句のつけようがない。そんじょそこらのポップスでは対抗できないバンドアンサンブルの重厚さは、実力のあるバンドならではだ。
AORほどお洒落ではないし、産業ほどツッコミどころもない。欠点も特にないので、個人的には消去法で良いバンドに分類できるんだけど、本作に関しては曲の出来が一歩抜きん出ているという点で好感度は高い。この時代はやはり、それなりに良く出来た作品でなければ、ここまでは売れんよね。

禁じられた夜
posted by ひろりん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーロッパ以外のロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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