2006年12月09日

風の中の少女

B00005HXVJ.01._SS500_SCLZZZZZZZ_V1116191147_.jpeg今日の1枚。
ALIZEE / GOURMANDISES (2000) フランス

なぜかアリゼちゃんだ。
1984年生まれ。2000年に16歳でデビュー。またたく間にヨーロッパ中を巻き込んで大ヒット。そしてセカンドアルバムを経て、2004年に妊娠〜結婚〜引退してしまったという彗星のごとく過ぎ去っていった大スターだ。本作はファーストアルバム。

彼女のデビュー時のポジションは、いわゆる「フレンチロリータ」。フランスは伝統的に、良質のロリータアイドルをいつの時代も輩出してきたが、その2000年代の最高傑作がずばり彼女である。
彼女を語る上で欠かせないのが、フランス歌謡界のスターであるミレーヌ・ファルメールと、パートナーでもあるローラン・プトナ。この二人が、作詞・作曲・アレンジ・プロデュースと全面的にバックアップ。デビュー曲はズバリ「私、ロリータ」。これを、キンキンとした高音で舌っ足らずに歌うのではなく、低音でどこか寂しげに歌わせたことが、彼女を安っぽいアイドル歌手とは一線を隔すアーティスティックな方向へ導いた。そしてもちろん、それがピタリとハマる彼女の愛くるしい美貌と陰のある歌唱、さらに天性ともいるスターのオーラもあり、デビュー時から抜群の存在感だった。

収録曲は、トータルな完成度では次作に劣るが、緩急を踏まえた粒揃いだ。デビュー曲でセンセーショナルな1、セカンドシングルでメロディアスなグルーブと印象的なサビの3、アルバムの表題曲でアリゼ節ともいえる9などが根幹になり、フレンチアヴァンギャルドの密室感覚とストリングスの開放感の対比が抜群の5など強力な脇役曲が隙間を埋めていて、文句のつけようがない。ライブでの口パクや拙い歌唱力が批判にさらされるが、それは本作の完成度の高さの裏返しのように思えてならない。

デビュー作とは思えない完成度は、製作者側のしっかりとしたアーティストビジョンと、それに期待以上に応えた彼女の努力と素質の賜物だ。なかなかこれだけのオーラを持ったアーティストには出会えるものではない。復活を望みたい。


you tubeでみていこう。

http://www.youtube.com/watch?v=OJ5kPdCXsW0
これが衝撃のデビュー曲。
ろ・り・たぁ!

http://www.youtube.com/watch?v=bq9PP-LUkmA&mode=related&search=
セカンドシングル。
16歳にして、この存在感。
生まれついてのスターのオーラを身につけている。

http://www.youtube.com/watch?v=xgfGxIsIL60&mode=related&search=
6曲目のバラード。
セカンドアルバム後のライブ映像。
風貌が大人びてきた。黄色の衣装が似合うね〜。
やや音程があやしい。

http://www.youtube.com/watch?v=eADwnPYm2ds
日本のCMにも出てました。



posted by ひろりん at 21:56| ウィーン ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | ハレンチロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
GJ!!
 
Posted by DJロマネスク at 2006年12月10日 09:00
ロマさん、ども〜。

>GJ
???
後醍醐上皇?
ゴールデン・ジェニー?



Posted by ひろりん at 2006年12月10日 17:41
どーもです♪
感動のあまり言葉が短絡すぎましたね…(汗)

GJ=グッドジョブです。
ボク自身もたまに“GJロマネスク”といわれます(笑)


で、ALIZEEちゃんですが、彼女は本当に奇跡としか言いようがないですネ!! 基本的に外国人顔は好きではないロマですが、彼女に関してはクリップ観てるだけで脳が勝手に擬似恋愛してしまいます。
Posted by DJロマネスク at 2006年12月10日 20:15
ロマさんでなくとも(* ̄。 ̄*)ウットリ見てしまいましたー(苦笑)

ほんと、パーフェクトに可愛いっ♪(*^▽^*)
クレマンスちゃんなんかも可愛いと思ったけれど、この子の場合は万人から好かれる顔ですねー

フランスといえばポルナレフかフランソワーズ・アルディぐらいしか知らないけれど(^^;)、はい、勉強に(?)なりました。
Posted by ジャスミン at 2006年12月10日 22:39
ロマさん、こんばんは〜。

>GJ
気付けず、不覚です・・。
なんの暗号だろうか?と、辞書とか調べましたよ〜。
はてなのキーワードにありましたね。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/GJ

>ボク自身もたまに“GJロマネスク”といわれます(笑)
かっこいい!
僕もGJひろりんと言われたい!
じじぃひろりんと読まれそうだ。

>彼女は本当に奇跡としか言いようがないですネ!!
ロマさんも好きなんですね。
本当にこの子はカワイイです。
気が相当強いようで、そのへんも好きです(笑)
Posted by ひろりん at 2006年12月11日 21:36
ジャスミンさん、こんばんは〜。

>ロマさんでなくとも(* ̄。 ̄*)ウットリ見てしまいましたー(苦笑)
見てくださって感激です!
僕も最初見たときは、あまりの整った顔立ちに衝撃を受けました。
清楚な感じで好感度も高くて、特に日本人に人気がありそうです。(その割に日本ではヒットしなかったけど)

でもそんな顔立ちとは裏腹に、不倫をスクープされてしまったときのコメントを求められたとき、
「不倫してますけど、それが何か?」
と返すなど、相当鼻っ柱は強そうです。(どうでもいい情報)

>フランスといえばポルナレフかフランソワーズ・アルディぐらいしか知らないけれど(^^;)、はい、勉強に(?)なりました。
おっ、どちらもいいですね〜。
シャンソン系は、プログレ好きから見ても、魅力的な音が多い気がします。
一時期ハマっていた時期もありましたよ。
Posted by ひろりん at 2006年12月11日 21:36
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