2015年06月12日

HOSTSONATEN / Winterthrough (2008) イタリア

ファビオ・ズファンティのソロプロジェクト、ホストソナテン。四季シリーズの第二弾となる冬。
すべての音が冬である。冷涼な空気をあらわすメロトロン、静かに降りしきる雪のような静謐なピアノの調べ、生命活動の停止した世界が淡々としたリズムで流れる。四季の移ろいは人生にも例えられるだろう。冬は「死」をあらわす。管楽器の響きはまるで鎮魂歌だ。全曲は切れ目なく繋がって、やがて温かいメロディがあらわれて季節は移ろい、春の訪れを予感させて、最後は前作の「春」のメロディで締める。完璧。
一聴して他の季節よりも地味だけど、個人的には冬がいちばん好み。起伏があまりないので、逆にメロディがぐっとひきたつ。マッテオ・ナウムの泣きのギターや、名曲6のサックスの響きが心にしみわたる。
聴いているだけで冬の光景が脳裏に浮かび上がる傑作だ。

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posted by ひろりん at 09:52| 愛知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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