2006年04月15日

恐怖の頭脳改革のDVD-AUDIO

b332be7d.jpegEMERSON,LAKE&PALMER / Brain Salad Surgery (2000/1973) DVD-AUDIO

かなり不評だと感じているこのDVD-AUDIOレビューだ(爆)
専用プレイヤーと6本のスピーカーがないと聞けないというだけあって、普及度は恐ろしく低いと思われる。
みんなどんなレビューを書いてるかなと検索してみても、ほとんどヒットしない。
時代はメモリーオーディオのような、音質を落として利便性を追求したものが主役だから仕方ないかな。
まあ、逆にいえば、そんな注目度の低いメディアのレビュー(というほどのことは書いてないが)をするのに価値があるわけだと自分を騙して書いていこう。

5大プログレバンドの一つのELP、そして彼らの最高傑作と呼び声の高い名作。
ロックを聴かない人にはぜんぜんわからないんだろうなあ。超絶テクを有するキーボードを中心とする3人組バンド。
僕の青春の1枚だ。
例によって、作品自体のレビューは他に譲り、マルチチャンネルを中心に聞いていこう。

ビットレートなど、ジャケットに記載はないけど、それほど高くない気がする。

1 JERUSALEM

頭の中で音楽が流れているようなステレオ感が凄い。
パーマーのドラの音や、広がりのあるベース音、エマーソンのプレイの一部がリアに振り分けられるなど、3人に包囲されている。
頭脳改革の始まりだ。

2 TOCCATA

リアから聞こえるキーボード。そして前方からのパーマーのプレイの掛け合い。
そしてしばらくは前方中心。時折エマーソンのキーボードがスピーカー間をぐるぐるまわる。
エレクトリックなトルネード曲だ。
後半の隙間の多いプレイ。キーボードや加工されたドラム音の消え入る瞬間がCDよりも長く感じる。
終盤は様々なキーボード音が、前後左右あちこちから現れる。もぐらたたきのようだ。
これは面白い。

3 STILL...YOU TURN ME ON

うーん、このアコースティックギターの音の良さ!
弦の1音が、驚くべきほどに表情がある。
そしてレイクの声も成熟した表情を聞かせる。

4 BENNY THE BOUNCER

様々な効果音がリアから出て臨場感がある。
中間のホンキースタイルのソロも、CDよりも音が厚くて説得力を感じる。

KARN EVIL 9
5 1ST IMPRESSION-PART 1

そしてプログレ屈指の名曲へ。
これはとにかく5本のスピーカーの使い方が面白い。
様々なキーボード音が、5本のスピーカーを縦横無尽に駆け巡る。レイクの声もついでに。
せわしなく、そして刻々と表情を変えていく楽曲、と、定位の定まらない音場がマッチしている。
そして、伸びやかなギターソロで、それが一気に開放される瞬間。これだよ!ビバ、プログレ!

6 1ST IMPRESSION-PART 2

パート2は、パート1のダイジェスト的なのでサラウンド効果がおとなしいと感じるかな。

7 2ND IMPRESSION

前半のピアノジャズはフロント中心。そしてシンセが入ってビートがエスニック調になるとリアが雄弁になり、一気に音場が広がる。
一旦ブレイク後、静かで緊張感のあるミステリアスなムードでのスピーカー全部を使った空気感が凄い。
そして再び、怒涛のジャズアンサンブルへ。楽曲をグイグイ引っ張るピアノ音の艶かしさ。素晴らしい。

8 3ND IMPRESSION

そして組曲は大団円に。
飛び交うムーグの響き、精神性を携えたレイクのボーカルが印象的だ。
勇壮なファンファーレから、疾走するオルガンジャズではしっかりと前方メインで聞かせ、徐々にリアを交えて盛り上がっていく。
曲が破綻寸前なのが危ういところで繋がっている、というのがよくわかる。

BONUS SELECTION

9 LUCKY MAN

なぜかラッキーマンだ。
これはいいね。ボーカルをセンターにしっかり定位させて、アコースティックギターをリアからも鳴らし、コーラスは全部のスピーカーで盛り上げる。
中間部の迫力のある演奏がいいインパクトになって、静と動の対比を明確なものにしている。
タルカスもマルチチャンネルで聞いてみたい。

そんなわけで聞きながら、メモしてみた。
音質はCDと比べるともちろんいいんだけど、ムーグやハモンドなど機械自体の音が古いので、キーボード音に関しては実感としてはそれほど音質の差異は感じないかなあ。
でも、マルチチャンネルでは、さすがに相性がいい。
とにかく多彩なキーボード音は、軽いんだけど、その軽さを逆手に取ったようにいろんなスピーカー間を飛び交わせて、メリーゴーランドのようにキラキラと音が回転している。
CDのステレオとは、また違った聞き込み方ができる作品だといえると思う。


VIDEO PLAYLIST
1 KARN EVIL 9 - 1ST IMPRESSION EXCERPT (LIVE 1973) 2:22

画質が悪いなあ。
レイクが若い!
パート2の方だね。
レイクのシャウトが激しい。
ギターソロのところで終わり。


2 KARN EVIL 9 - 2ND INPRESSION EXCERPT (REHEARSAL) 0:29

冒頭のピアノから。
エマーソンの指さばき!
パーマーの神経質なドラム。
レイクは映らない。
パーマーが口笛を吹いて、演奏を止めて終了。

3 STILL YOU TURN ME ON (LIVE) 2:07

再び1と同じ会場の映像と思われる。
ギター1本で引き語るレイクの独壇場だ。

4 CARL PALMER PLAYING "WILLIAM TELL"ON TIMPANI 2:51

レコードにあわせて、パーマーが演奏。
エマーソンが最後に矢を放ってる。なんだそれ。

5 LUCKY MAN (LIVE) WITH GREG LAKE - CIRCA 1992 2:51

最初少しだけライブ。タンバリンをたたくパーマーの横で引き語るレイク。
ギター抱えて犬と散歩しながら独り言を言っているレイク?
釣りを始めたぞ。釣れた!うれしそうだ。
そして再びライブ映像に。
posted by ひろりん at 23:31| Comment(4) | TrackBack(0) | SACD / DVD-AUDIO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月09日

フェイゲンの新作のDVDオーディオ

944eb843.jpegDONALD FAGEN / MORPH THE CAT (5.1 SURROUND SOUND MUSIC) (2006)

前回レビューにならないレビューを書いたフェイゲンの新作(爆)
僕が買ったものは、CD+DVDオーディオというデラックスバージョンで、DVDオーディオでは96kHz/24bitの5.1チャンネルが収録されている。
なぜかネット上でもまったく触れられていないマルチチャンネルのあたりを中心に聞きながら書いていこう。
ちなみにジャケットも多少異なっていて、フェイゲン以外が歪んでいる。

1 MORPH THE CAT

前方から聞こえるベース音の艶かしさにゾクゾク。そしてギターのカッティング音が後方から入り、そしてボーカルが前方から入る導入部。
ホーンセクションが後方に配置されているのは、スティーリーダンマルチチャンネルの伝統だろうか。サビのコーラスはすべてのスピーカーから入り、盛り上がる。
後半のトランペット(?)ソロは後方、同じく奏でられるギターソロおよびサックスソロは前方からと、音場構築が凝っている。
当然ながら、CDよりも、すべての楽器の表情が豊かだ。

2 H GANG

しっかりとした前方の演奏と、リアの小細工。どうやって曲がアレンジされたかが容易にわかる。
やはりサビのコーラス部はすべてのスピーカーを使って盛り上がる。コーラスとフェイゲンの声の掛け合い、そして二つが合わさる瞬間は身震いがする。
テナーサックスソロとギターソロは前方から。ギターソロの音色が、いまひとつぐっとこないか。

3 WHAT I DO

静かなオープニング。ベースの地を這うような響きと、リフの分解能の高さに溜息がでる。
ハーモニカソロの表情。演奏者の息遣いが感じられる。
コーラスとボーカルのスピーカー前後でのかけあいもいい。まるで自分に向かって歌ってくれているようだ。

4 BRITE NITEGOWN

ベースのグルーブ感、後方から聞こえる2種類のリズムギター。さまざまな楽器の音色が、いろんなところから入る。マルチチャンネルに適した楽曲でこれは楽しい!
そしてドラムの表情が最初はクールなものなのに、曲が盛り上がると表情がでてくる。終盤はいろんな音情報が5本のスピーカーからこれでもかと溢れかえっている。

5 THE GREAT PAGODA OF FUNN

一転、しっとりとした曲。広がりを感じさせるホーンセクションやコーラスだ。
トランペットソロのアダルトムーディーな響きにうっとり。
フェイゲンの声も色気たっぷりだ。
終盤の感情を抑えたギターソロもお洒落だ。

6 SECURITY JOAN

再びアップテンポな曲。リズム隊のグルーブ感、キメの数々がかっこいい。
基本的な演奏は前方、コーラスおよびホーンセクションが後方という配置で、サビで盛り上がる瞬間のオキマリのパターンにわかっちゃいるけどやられる。
ギターソロも演奏者の手の動きを感じる艶かしさだ。

7 THE NIGHT BELONGS TO MONA

短い曲ながら、いかにもこの人が作りそうな複雑な展開の曲だ。
そして小細工が細かい。フェイゲンが裏声になって瞬間コーラスをかぶせる部分などかっこいい。

8 MARY SHUT THE GARDEN DOOR

素晴らしい空気感。ベースを中心とした緊張感のある演奏と、その裏でなっている穏やかな響きのホーンセクションの温かみ。
サビにいく直前の音の鳴らせ方もいい。

9 MORPH THE CAT (REPRISE)

1のリプライズ。ナイトフライの冒頭のIGYのフレーズが出てきて、三部作としての関連をもたせている。

うーん、溜息の出る完成度だ。
相変わらずのマルチチャンネルとの相性のよさ。
すべての楽器にこだわりをもって完璧な演奏と録音に仕上げているので、細かい部分まで聞いても粗はなく、より楽曲の中へ入っていける感じ。
そして好きな音楽に全身を包まれる感覚、音楽ファンとして贅沢な1時間だと思う。
posted by ひろりん at 23:27| Comment(1) | TrackBack(0) | SACD / DVD-AUDIO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

さあ父さん、乗ってくれ

今日の1枚。

DONALD FAGEN / KAMAKIRIAD (1993/2003) DVD-AUDIO

ひきつづきフェイゲンのDVD−AUDIOを聴いていこう。楽しくなってきたぞ。
これはCDでリアルタイムで聞いた1枚。これまた何度聞いたかわからないほどにお気に入りの1枚。(というわりにこの人たちの音楽はうまく語れないが)

前作から11年ぶりに発表された本作。架空のエコカー「カマキリァド」に乗って、近未来を旅をするというコンセプトだ。
プロデュースはウォルター・ベッカー。前作で感じられなかった鋭い感性と演奏の緊張感は、やはりベッカーの功績だろう。有名なセッションミュージシャンは使ってないようだが、緻密な音作りもダンそのままだ。スティーリーダンの作品といっても差し支えないと思う。
ここでも詳しい説明はやめて(爆)、5.1チャンネルの音を聴いていこう。

2チャンネル、マルチチャンネルともに、96kHz/24-bitで収録されている。

1 TRANS-ISLAND SKYWAY

イントロがフロントから。指をはじく音がぐるぐる廻る。本作でもホーンセクションはリアに配置されているようだ。
溜息の出るような音のよさだ。音のひとつひとつの表情がわかるというか、いろんな発見がある。
CDではちょっと感じた音圧の軽さも、あまり感じない。
終盤のコーラスは、リアのボリュームが大きい。

物語のはじめを予感させるワクワク感でいっぱいだ。

2 COUNTER MOON

イントロのホーンアレンジがいきなりリアでびっくり。
そしてボーカルが入って前方に意識がいくが、サビでが再びコーラスやホーンのリアが存在感を増し、スピーカー全部を使って盛り上がる。
さかさまの月の光線が、聞き手にふりそそぐ感じだ。
テナーサックスの響きが雰囲気を出す。

3 SPRING TIME

じっとりしたイントロから小気味よい展開に。
細かい楽器が、前後左右に現れては消えながら、集団で走り抜けていく。
ベースラインもいかしてる。
横ノリ。肩でリズムを取ってしまう。
スプリングタイムでパーティの始まりだ。

4 SNOWBOUND

ああ、この曲、こんなにベースに色気があったっけなあ。
サブウーハーを上品に揺るがすベースラインに聞きほれる。
雪に囲まれて眠ろう。
体はすこし寒いが、心は満たされていたあの頃。
雪を連想させるパーカッションと温かなホーンセクション。ギターソロも派手さは無いが優しいものだ。

5 TOMORROW'S GIRLS

最初は前方中心。そしてサビでコーラスがリアからぶわっと入ってくる。
そして次第にホーンセクションもリアに加わり、にぎやかになっていく。
中間部のフェイゲンの声を中心としたしっとりとした場面展開もいい。

6 FLORIDA ROOM

緊張感のあるイントロから一転、温かなイメージに。鍵となっているのはサックスの響き。これがいい表情だ。
いつもの部屋がフロリダルームに早変わり。
途中からリアのホーンセクションも、俄然存在感をマス。

7 ON THE DUNES

ジャジーな演奏。イントロであらゆるスピーカーが雄弁に語りだすのに唖然。そしてボーカルを中心とした前方で聞こえるしっとりとした演奏。リアも細かい楽器の出し入れがあって、音空間に広がりをもたせている。
終盤のリフレイン。品のあるピアノと、情熱的になっていくドラム。
砂丘の上の過酷な自然と、孤独な人間。

8 TEAHOUSE ON THE TRACKS

本作のダイジェストを見るようなマルチチャンネルの振り分けだ。
前方バンド、後方ホーン&コーラス。
トロンボーンのソロがいい表情。
フェードアウト。消え入る瞬間まで聞いていたい。
そして僕は仕事に戻る。

BONUS VIDEOS
1 TOMORROW'S GIRLS

これは2チャンネルか。
サングラスをかけたフェイゲンが渋かっこいい。
宇宙からきたトゥモローガールというわけだね。
CGや舞台が宇宙に飛んだり凝った作りだ。
映像中にでてくるおっさんは「ニュー・フロンティア」にも出ていた人と同じ俳優だ。

2 SNOWBOUND

サンダーバードみたいな近未来をパロディにしたような映像。
これまた凝っている。
雪降るサイバー都市。
この曲はこういうイメージなんだなあ。もっと自然的な絵を描いていたよ。

3 BEHIND THE SCENE

11分ほど。
アルバムについてフェイゲンが語っていると思われる。
英語がわからないけど、どうせわかりそうでわからないことを言ってるんだと思う。
サングラスをかけてしゃべっている時点で本心を隠しているのがうかがえてしまう(笑)
ベッカーも語っている。こいつも食えないオヤジだけど、映像を見るかぎりしっかりと語っているように思える。
PVの撮影風景なども含む。




こんな感想、誰の参考にもならんな( ̄m ̄〃)プ
posted by ひろりん at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | SACD / DVD-AUDIO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

ベルツォーニ山の麓より

昨日は楽しみにしていたドナルド・フェイゲンの新作の発売日だった。(*^▽^*)
最近、これだけ発売日を気にしていたアーティストは彼だけである。
随分前から予約していたんだけど、その後、CD+DVDオーディオのデラックスエディションがあるのを知って、慌ててそちらに切り替えた。
その発売は18日。というわけで、もう少し音を聴くのを待たないといけなくなった。

というわけで、興奮を抑えるために、昔のフェイゲンの音を聴こう。

今日の1枚。
DONALD FAGEN / THE NIGHIFLY (2002/1982) DVD-AUDIO

名盤中の名盤だね〜。
もう何回聴いたかわからないほど、お気に入りの1枚。
子供のくせに大人ぶりたかった年頃のマストアイテムでした。

スティーリーダン休止後に作られたフェイゲンのソロ1作目。プロデュースはゲイリー・ガッツ、お馴染みのセッションミュージシャンたちを贅沢に使い分ける手法など、ベッカー抜きのスティーリーダンなのだけど、ダンの緊張感溢れるマジカルサウンドとはうって変わって、50〜60年代の若者が抱いていた幻想を音にしたという言葉の通り、古きよきアメリカを思わせる温かい雰囲気だ。

細かい解説は他のサイトにたくさんあるので譲るとして(手抜き。爆)、本作を聴いていこう。
DVDオーディオということで、音が5.1チャンネルに振り分けられている。そのあたりを中心に。

5.1チャンネル、2チャンネルともに48kHz/24bitで収録されている。

1 IGY

フロントから聞こえるイントロにゾクゾクっ。CDでは薄っぺらく籠もった音で、巷でよく聴く「優秀録音盤」とはとても思えなかったけど、この艶かしい音はまったく別物だ。
そしてドラムが入り、管楽器がリアから聞こえる。
前方にバンド、そして後ろにホーンセクションと聞き手を包囲されているようだ。
間奏のシンセの音?の肉感のよさにもうっとり。

曲ごとに画像がある。
この曲の画像は宇宙飛行士の肖像を家族4人が手を繋いで見ている。
未来が希望に満ちていたあの頃・・。といった感じだね。


2 グリーン・フラワー・ストリート

イントロがCDより少し長い。
小気良いポーカロのドラムと存在感のあるチャック・レイニーのベース音に陶酔。
コーラスや、スティーリーダンなどと共通の独特のシンセ音がリアを効果的に使って余韻がつづく。

画像はテーブルに置かれたコーヒーカップから湯気が出ている。
「JOY IS COMPLETE」の文字ににやり。

3 ルビー・ベイビー

センターにフェイゲンのリードボーカル、そしてコーラスはフロント左右からとの掛け合い。
このベース音もいいねえ。そして間奏のピアノの音の表情の豊かさに驚く。
終盤の手拍子や人の声がいろんな所から聞こえる。
部屋の中の空気感ではない臨場感だ。

画像はポップアート調の電話をもった女性。
この人がルビーさんというわけだ。

4 愛しのマキシン

ピアノのイントロ、そしてコーラスを伴ったフェイゲンの声。コーラスが前後左右から聞こえる。
基本的にリード以外び管楽器はリアに定位されているようだね。

画像は、男の後ろで行かないで、と手をもつ女性。かな?
君は僕のセニョリータ。置いて行くわけはないだろ。て感じ?


5 ニュー・フロンティア

これまた5本のスピーカーをうまく使っている。
最大のポイントのピアノの音が、1音ごとにいろいろなところから聞こえる。
ラリーカールトンが神経質なプレイをしているのがよくわかる。

画像は坊やが核シェルターの解説をしてる?

6 ナイトフライ

この曲は最初はリアの比重が多い。ボーカルとベース、ドラム以外のリアへの振り分けが大胆だ。
そしてサビのコーラスで、さっと前方に意識が行き、フェイゲンの声の存在感が浮かび上がる。
それに比べると、後半は前方の意識が強い。

画像はスモークに煙るDJマイク。
hesterfield?


7 グッドバイ・ルック

イントロのエレピが周囲を駆け巡り、パーカッションがリアから常に流れている。
フロントのフェイゲンと前後左右のコーラスの掛け合い。凄い空気感だ。
楽器の出し入れがかっこいい。

画像は、帽子とサングラス、ペン、地図、トロピカルジュース
別れの表情にトロピカルジュースが謎。

8 雨に歩けば

一部のパーカッションが後ろから鳴っているのが聞こえるだけで、基本的には前方中心だ。

画像は水面に逆さに写る街並み。
現実か夢か。


特典 ニューフロンティアPV

特典も5.1チャンネルでミックスされているのが嬉しい。
80年代らしいアニメと実写が交錯する凝った映像。
裏ジャケのあの家が出てくる。

フェイゲンが幼少期のキューバ危機をモチーフにしたらしく、核シェルターの中でふざけあう男女二人、そして押される核のスイッチ、現実と夢の交錯といったシニカルさとユーモアが同居したものだ。面白い。


うがー、聴きながらだらだら書いてみたが、本作のDVD−AUDIO盤のよさは伝えきれない。
posted by ひろりん at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | SACD / DVD-AUDIO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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