2005年06月02日

OZ

今日の1枚。
RICK SPRINGFIELD / WORKING CLASS DOG (1981) オーストラリア

デビュー作で小ヒットがあったもののその後泣かず飛ばずだったが、デビュー10年そして7作目の本作から「ジェシーズ・ガール」が全米1位、「エブリシング・フォー・ユー」が8位、「ラブ・イズ・オールライト・トゥナイト」が20位とシングルヒットを連発。80年代初頭を代表する大スターの仲間入りを果たした1枚。
やはり大ヒットした2「ジェシーズ・ガール」が強力。小気味良いイントロから徐々に盛り上がりサビでノックアウトされてしまう、ヒットポップスの王道的な展開。邪念など微塵も感じさせない爽やかさと、グイグイと引っ張る単純明快なメロディ。およそヒットすべき要素のすべてを備えていると思われる名曲だ。しかも、それをルックスのいい男が歌うんだからパーフェクト。
アナログA面である1〜5までは、ストレートなロックが並び、サミー・ヘイガーのカヴァーである5「エブリシング・〜」などもあり楽曲は粒が揃っていて一気に聞き通せてしまう。この人のイメージである、青い空の下で白いタンクトップを着てギターをかき鳴らしながら歌うとういったイメージそのものだ。当時アイドル視していた人たちにとっては、とても満足度の高い前半だと思う。
それに比べると、B面である6〜10は、シンセを取り入れたり、レゲエのリズムがあったり、バラードがあったりと元気なだけではない表情もみせてくれる。僕にはこちらのサイドの方が面白いところ。特に9の「レッド・ホット&ブルー・ラブ」は、テンポがめまぐるしく変わるシャッフルビートの中を、情感たっぷりに歌うボーカルと、息のあった複雑なコーラスが絡み合う絶品。途中のギターソロもかっこよすぎ。こんな曲をいちばん目立たないであろう9曲目にこっそりと入れておく狙いはなんなんだ?やっぱり自分のやりたいアーティスティックな方向と、レコード会社が求めるアイドル路線という方向が違うんだろうね。ただのルックスだけのアーティストではないです。見直した。
ちなみに、アーティストクレジットに、なぜかジャケットの犬もクレジット。ロン君というらしい。犬好きにはたまらんでしょう。

名作度 6 (近年上昇中との噂)
聴き込み度 3 (ほんとはほとんど聴いてません)
気に入り度 5 (まあこんなもんでしょう)

Working Class Dog
posted by ひろりん at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | オーストラリアのロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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